【自宅でお灸】セルフお灸 【冷え性に効くツボ】
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お灸ともぐさ
お灸=もぐさでとらえてしまいがちですが、お灸はその行為を指す言葉に対しもぐさは実物になります。
しかし一般的に、お灸と言うのはもぐさのことで、蓬(よもぎ)を乾燥させ不純物をできるだけ取り除いて綿繊維だけを取り出した以下のようなものです。
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これを米粒大や半米粒大に「ひねって」線香で点火させるのが、古来からのお灸です。
火が消えるまでを一壮といい、われわれ鍼灸師は「この症状には7壮」とか言っています。
旧来のお灸の評判がよくない理由
しかし現在は、あまり評判が良くありませんその主な理由3つ
- 熱い
- 痕が残る
- ひねれない
【お灸の痕】(太白穴)
【お灸の熱を緩和する灸点紙】
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本来は、ヒストトキシンという火傷毒素が血液中に採り込まれ赤血球や白血球の増加につながるわけですがそれ以上に、痕が残るのはいわゆる「火傷」ですから、説明して納得してから施術しないと賠償責任を負う羽目にもなります。
痕が残らないために昔からとられていた方法
温灸:灸頭鍼・棒灸・箱灸など
隔物灸:ビワの葉灸・塩灸・墨灸・味噌灸・ニンニク灸など
☟ クリックすると動画説明があります。
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【灸頭鍼】
昔からの定番は「カマヤミニ」です。
赤の棒で、筒の中のもぐさを押し上げもぐさには線香またはライターで火をつけます。
欠点としては、ややもすると施灸した後に「水泡」になる場合がありますから、その加減に慣れが必要です。
赤の棒で、筒の中のもぐさを押し上げもぐさには線香またはライターで火をつけます。
欠点としては、ややもすると施灸した後に「水泡」になる場合がありますから、その加減に慣れが必要です。
【せんねん灸:やわら灸そふと】
そもそもせんねん灸とは、シール式の筒型お灸の商標名です。
それが、いつの間にかシール式の筒型お灸全般を指す言葉として定着しています。
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【せんねん灸の利点3つ】
- シールになっているので剥がれ落ちない。
- 直接ライターで火をつけることができる。
- 温熱が柔らかで、痕がつかない
冷え性に効くツボ:照海
下の写真の右側(内くるぶしの真下)にせんねん灸をしています。それが冷え性に効く照海穴です。
ちなみに左側は築賓穴で、薬の飲みすぎの解毒作用があるツボです。